と、ついドモン・カッシュ風に叫んでしまいますが、ゼロワン第2話、ついに2人目のライダー見参でございます。なんかこう・・・初見ではあんまりカッコいいと思えないタイプであります。個人的に、すいません(笑) まあ、そのうちカッコイイ奴に見えてくるのでしょう。
■ヒューマギアは善か悪か?
今回の第2話はこのバルカンに変身するエイムズの不破隊長さんを通して、過去の出来事について語られる回でございました。ヒューマギアの反乱めいたものが過去に起きていて、回想シーンでは当時中学生(高校生?)だった不破隊長が暴走したヒューマギア(今の奴と比べると、ちょっと猿っぽい顔。芸が細かい)に襲われている場面もありましたが、以来、彼は「ヒューマギアは監視すべき悪しき存在」として捉えているようですね。そのためにエイムズに居ると。
一方で「ヒューマギアは人間を幸せにする存在」と信じている或人君。その対比を浮き立たせて見せた感じです。それにしても、山本さ・・・いや、あの子ども或人を爆発事故から守ったヒューマギアは、なんと彼の父親だったんですね。「おとーさーん!」って言うてましたよね。ヒューマギアの元になったサイボーグかなんかなんでしょうか? まさかヒューマギアは子作りは出来ないでしょう? そうなると母親はどうした、って気になってしまいますな。
■マモルくん!
と言えば、どうしても宮古島の彼を思い出してしまいますが、前社長も安易に命名しちゃったもんだなあ。せっかくイケメンなのに。
このマモルくんが「ヒューマギアは善か悪か?」という今回のテーマを体現してみせてくれました。体を貼って人間を守るのが彼の使命ですが、ゼツメライザーを装着させられてマギア化してしまいます。或人君はヒューマギアのあるべき姿を信じて、マモルくんと対峙することに。
バイクに乗りながらのバトル、完全なリアルバトルじゃなかったですけど、なかなか楽しかったですね。アクションに気合い入れると公言しているだけあって、前回、今回とバトルシーンは思わず見とれてしまいます。バイクスタントもどんどん見せて欲しいですね。
イズちゃん曰く、マギア化してしまうと元に戻らないはずのヒューマギアですが、マモルくん、エンディングでは再び警備の任についておりましたな。初心者マークついてたので再プログラムされてしまったっぽいですが、或人君のあげたバンダナを巻いていたので・・・どうなんでしょう? その記憶だけは付加されたのかな? またマモルくんの活躍見てみたいですね。なんなら自分の意志でマギアに変身できるといいのに♪
■今回は2体のマギア
最初にマギア化させられちゃったのは宅急便のお兄さん。彼はクエネオマギアに変身しちゃいます。コウモリの怪人?と先入観バリバリで見てたんですが、後で調べると、三畳紀(今から約2億5100万年前~約1億9960万年前まで続いた時代)の地層から発見された爬虫類、クエネオスクースがモチーフだそうです。今で言うトビトカゲですね。それで壁を這って移動してたんですね。
両肩の翼部分は取り外し可能で、ブーメランとして使用しておりました。
そして、マモル君が変身したのはエカルマギア。こちらのモチーフは哺乳類系で、2500万年ほど前に生きていたらしいエカルタデタというカンガルーの祖先。肉食性で別名"キラーカンガルー"と呼ばれてたそうです。カンガルーの祖先とはいいつつ、どちらかというとデッかいネズミ系です。正面から見るとトドっぽい顔になってて愛嬌がありますな。バイクに乗ったりするので、初代仮面ライダーの第53話『怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦』のジャガーマンも思い出させますね。あれもなかなかのバイクアクションでございました。
今のところマギアは上半身のみのデザインバリエーションになっておりますな。カラーリングもシンプルですが、この先どうなっていくのか。モチーフが絶滅した生き物になっているのも、滅亡迅雷.netのこだわりなのでしょうか。怪人好きとしては気になるところであります。
■来週は新フォーム!
バイティングシャークだそうです。サメですね。エイムズのもう一人のライダー、バルキリーも登場するようですし、楽しみです。
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