■"ベローサ"ってなんだ？

そう思って調べてみたら、TOP画像の香川照之昆虫博士に行きついてしまいました。岩手県久慈市の博物館に所蔵されている、白亜紀後期約8600万年前の地層から見つかった琥珀の中に化石化して閉じ込められた昆虫「クジコハクトガマムシ」の学名が、なんと香川博士へ敬意を表した命名「クジベローサテルユキイ（Kujiberotha teruyukii）」なんだそうです。

もともと日本で唯一のカマキリ化石だと考えられてたらしいですが、よーく調べてみたらトガマムシという昆虫の新種だったそうで、現在ではアフリカはサハラ砂漠よりも南の地域に13種が存在しているだけの珍しい種類なんだって。化石としては17種発見されてるようですが、クジコハクトガマムシは東アジア初の発見なんだとか。

ま、ウンチクはともかく「berotha」という学名の付いた虫は、見た目カゲロウっぽい感じの形状をしてるんですよ。既にカマキリじゃないと分かってるはずなのに、あえてカマキリ型怪人にしてるんですね。だって両手のカマは"トガマーダー"って名前なので、トガマムシだって分かってるってことでしょ。明らかに、香川博士につなげようとしてるでしょ。

■まだまだ顔見世程度だな

ゼロワン