ライコネンが皮肉にも予選初日終了後に酔っ払いに絡まれたというニュースでほっこりしている週末です。まあ、大事にならなくて良かったよ。反面教師として気を付けるんだぞ。
さて、ようやくF1第13戦ベルギーGPの予選が終了しまして、DAZNの中継結果ではこのようになっております。
FP1から好調のフェラーリ2台のフロントローは確定。予選ではヴェッテルが攻めに攻めてハミルトンの前をゲットしてみせました。まだまだやれそうなワールドチャンピオン。前回優勝が、1年前のここスパ・フランコルシャンですから、今年もここでTOPを飾ってもらいたところですが、ルクレールが0.7秒の差を見せつけているので、そう簡単にはいかないかも。
で、これはあくまでも純粋なタイム順でありまして、ここから怒涛のペナルティが反映されるとどうなるのか、って話なんですが、今回、サマーブレイク明けということもあり、全20台中、14台がPUまわりを積み替えに来ているせいで、グリッド降格ペナルティの数もそれなりになるわけで、昨日の時点では、
・アルボン、ストロール、クビアト➡最後尾
・リカルド、ヒュルケンベルグ、サインツ➡5グリッド降格
ってな感じで6台のペナルティが報じられております。これをそのまま予選結果に反映すると・・・
こんな感じになるんでしょうか?? 最後尾とグリッド降格の優先順位が良く分からないので、サインツは最後尾になるのかもしれませんが・・・どうなんでしょう?
なんにせよフタを開けるまで全く分かりません(;´Д`A ```
■メルセデスエンジンの暗雲
予選開始早々、クビサのマシンが派手にエンジンブロー。積み替えたばかりのメルセデス新エンジン、FP2でのペレスに続いてです。幸いにメルセデス本家のほうには問題が出ていないようですが、FP3ではハミルトンがターン12でコースアウトし、なんだか不自然なコントロールでウォールにクラシュしておりまして、
クラッシュの原因はハミルトンのミス、ということではありましたが、なにやら怪しげなことが続いているメルセデス陣営。決勝では何事もなければいいのですが・・・。
■予想がつかない決勝へ・・・
パーフェクトな週末をフェラーリが迎える可能性は大きいですが、ロングランではメルセデス優位という話もあるので、44周の終わりにチェッカーを一番に受けるのはフェラーリだとも言い切れず。期待のホンダスペック4を積んだフェルスタッペンも、どこかまだ馴染んでいなさそう。
こうなると、スパを得意とするレーシング・ポイントの2台と、ライコネンあたりがどこまでかき回すか。はたまた今週、調子のいいリカルドやジョビナッツィがどこまで突っ走るか。新しいマシンへの高い順応性を見せているアルボンがどこまで順位を上げていくか。そんな中団グループのほうの動きを楽しみにしたいと思いますね。
▲相変わらずかわいいルクちゃんですが、予選では他のドライバーがスリップストリームの恩恵を受けようとする中、唯一、独力でスーパータイムを叩き出して見せた"漢"なのであります。
■訃報:そういう意味ではなかった・・・
ピンクのアイツに注目!とか言っていましたが、まさかF2のピンクのマシンにこんな形で注目することになるとは思いませんでした・・・アントワーヌ・ユベール、フランス出身のまだ22歳。オールージュを駆け上がってからのクラッシュで命を落とすとは・・・。
9歳でカートを始めて、2013年にフランスF4を経て、フォーミュラ・ルノー、F3、GP3、F2と順調にステップアップを果たし、ルノーからバックアップを受けて頑張っていたユベール。F2レース1のわずか2週目の出来事。前を行くジュリアーノ・アレジのスピンを避けようとしてウォールにクラッシュ。そこへ後続のファン・マヌエル・コレアが突っ込んでしまい、マシンは真っ二つに大破。レースはそのまま赤旗終了だったそうです。それでDAZNにもあがってないのかな・・・。レース2も中止になったようですね。
突っ込んだコレアもまた両足を骨折し、脊椎も軽く痛めているそうです。助からなかった命はただ冥福を祈るのみですが、コレアが元気にサーキットに戻ってこれますように。
久しくレースでの事故死について見聞きすることが無かったですが、ほとんど知らないドライバーだったとはいえ、応えますね・・・。
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