心地の良いフランス戦でした。

さてと。しばらく仕事ドタバタにつき、ブログる気力が失せておりましたが、一山超えたので再開です。まあ見ている人はいないと思うので、気ままにね。とはいえ、性分なもので毎回ガッツリいろいろ書いてしまい継続力が鈍ってきてますんで、ちょっとスタンス変えていきます(笑)

■車を購入!・・・ジムニー・・・ではないけど

ああ、そうそう! 6月23日、無事に車を決めました。ジムニー4代目は結局納車1年待ちの状況は変わらず、かといって今年の冬に備える必要もあり、中古のパジェロミニに。平成16年登録のお年寄りですが、前のオーナーさんのお人柄がしのばれる美品。スタッドレスもオマケしてもらいコミコミ35万円という出費は高いのか安いのか。これから走って噛み締めたいと思います。納車は28日の夕方。今週末には写真でもアップしとこかな。記念に(笑) 1年なのか、3年なのか。はたまた5年なのか。いずれにしましても、僕のジムニーを求める旅は終わったわけではございません。

■ボンジュール、ポールリカール!

さて、書きたいネタはいっぱい溜まってますが、まずは先週末のF1の話から書き留めておくことにします。

今回のフランスGPも、もちろんフリー走行からじっくり眺めておりましたが、昨年復活したポールリカールの不思議な景観に、今年復活組の僕はただただ見とれてしまいました。なんちゅー走りにくそうなコースなんだ、と。なんせ僕、マニクール世代なもので。

コース全体を覆うトリコロールのシマシマ模様。青→赤と路面のミューが高くなってて、グラベルの代わりの役目を果たすようになってるそうなんですが、目がチカチカします。なんでも新車の撮影などに使われることもあるようで、その時に無味乾燥な路面よりいいだろうってな感じでこうなってるんだとか。コーナーの目印は縁石と黄色いボラードくらいで、よくこんなコース(しかもダスティ)を300kmオーバーでガンガン走れるなぁと改めて関心します。まあ、何人かボラード踏んづけてたりしましたけどね、ハミルトンさんとかね。

■マクラーレンの光明

フリー走行から決勝まで、大きな波乱もなく、悪く言えば退屈になりがちな週末でしたが、ディテールを見ていくとなかなか見所が多かったのが今回のGPでした。

まず特筆すべきはFP2、3あたりから「やややっ!?」と思わせてくれたマクラーレンですね。上の写真でもヴェッテルとノリスが競ってますが、とにかくここに来てマシンポテンシャルが確実にアップしてきました。ルノーがPUをアップデートしてきたという話でしたが、本家よりもマシンとのマッチングが良かったのか、予選でノリス5位、サインツ6位! 29秒台でヴェッテルより前に食い込んでくるなんて! ザク・ブラウンとか大はしゃぎでしたが、まあそりゃそうでしょう。

決勝でも良いバトルを見せてくれました。サインツは5位フィニッシュ。ノリスは終盤、油圧系のトラブルでめちゃくちゃ運転しにくい車になったにも関わらず、粘りの走りで9位フィニッシュと2台ともポイントゲット。いや、ほんとに素晴らしい。ワクワクさせてくれました。次戦が楽しみです。

▼クソ暑い決勝日。オッサン二人にクーリングされて楽しそうなノリス君。

■トップチームはトップチームの、中団は中団の面白さ

決勝は中団の小競り合いがなかなか楽しかったですね。マクラーレンほどではないですが、ルノーの2人もいいところを走ってましたし、トロロッソの2人も苦戦しつつグイグイオーバーテイクしてました。ハースはちょっと心配だなぁ。「このままじゃ今シーズンで撤退だ」なんてことも聞こえたりして、リバティメディア的にはちょっと気になるんじゃなかろうか。

最終ラップあたりの、4台バトルとかかなり面白かったんだけど、わりをくっちゃったリカルドが可哀想。でもペナルティ喰らっても「後悔はないよ。ヤル気を見せずに後ろで引っ込んでるより良かったよ。皆が楽しんでくれたんなら嬉しいね!」なんて言ってくれるあたりが、さすがリカルド。

トップチームは相変わらずのメンツではあるけれど、気の抜けないレースを見せてくれてて面白かった。ハミルトンvsボッタスのファステット更新合戦かと思いきや、ヴェッテルが最終ラップに"プランF"で見事、1ポイントかっさらうあたりは痛快。小倉さんたちが「"プランF"なんてあからさまなネーミング」と笑ってましたが(笑)

▼最後の最後にファステット奪取のベッテル。たぶんハミルトンも苦笑いしてるはず。

ハミルトン、車を降りて下半身ヨレヨレになってました。暑さの影響もあるかもしれませんが、レース序盤で「シートがおかしい」って言ってたので、それも影響してるのかも。それにしてもハミルトンって毎回右のお尻が黒く汚れてるんだけど、アレなんでなの?

全体を通して、フェアで気持ちのいい週末でした。ジャッキーのおやっさんが6月11日に80歳の誕生日だったそうで、TOP3と絡んでる映像がほほえましかった。今回のレースの気持ち良さを象徴するかのようでした。ルクレールなんか頭ナデナデされちゃってたもんな(▼)。

▼そういえば、こんなイベントもあったようです(ジャッキーの誕生日を祝ってドライバーたちがタータンチェックの帽子を被ってるw 面白すぎる)。写真はAUTO SPORTS WEBの記事より。

ベッテル、FLを記録しハミルトンのグランドスラムを阻止「今回は敗北。でも勝つことを絶対諦めない」:フェラーリ F1フランスGP

 2019年F1フランスGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5位だった。 ベッテルは7番グリッドからミディアムタイヤでスタート、53周のレースの25周目にハードに交換、51周目にソフトを履いてファステストラップを記録した。 最初の数周でポジションを守り切った後、マクラーレン2台を抜いて5番手に上がったベッテルは、前のマックス・フェルスタッペンを追うが、接近することができなかった。終盤、後ろとのギャップが大きかったため、チームはベッテルにファステストラップを狙わせることに決めた。ベッテルは直前にルイス・ハミルトンが記録したタイムを0.024秒更新し、1分32秒740でボーナスポイント1点を確保した。 ライバル、ハミルトンはこのグランプリで、ポールポジション、優勝、決勝全ラップリードを達成したが、ベッテルがファステストラップを獲得したことで、"グランドスラム"には至らなかった。 タータンチェックの帽子を被ってジャッキー・スチュワートの80歳の誕生日を祝うセバスチャン・ベッテルら ■スクーデリア・フェラーリ セバスチャン・ベッテル 決勝=5番手 ライトが消えるタイミングに少し驚いて、スタート直後に混乱したけれど、その後は、とても孤独なレースだった。マクラーレンとのバトルは楽しかったよ。最初は(ランド・)ノリス、その次はカルロス(・サインツ)と戦った。ファーストスティントは好調で、シャルル(・ルクレール)やマックスとのギャップを縮めることができた。 でもセカンドスティントではバランスの問題が出てきて、マシンの感触があまり良くなかった。 今日は5位が最大の結果だったと思う。シャルル、マックス、僕の3人はほぼ同じペースで走っていたからね。でもファステストラップを記録したことで、1点余計に獲得することができた。 ここに持ち込んできたパーツの一部が期待していたように機能せず、金曜にかなり厄介な状況になった。どうしてそうなったのか、調べる必要がある。僕らのマシンにはまだ十分な強さはないから、僕ら自身の力でよくしていかなければならない。今はメルセデスに勝てるだけのペースはない。でもマラネロの全員がポジティブなプレッシャーと情熱のもとで懸命に作業を進めている。

AUTO SPORT web

■タイヤチョイスがレースを左右する2019年か

さて、決勝リザルトでございます。

ハミルトン、なんだかんだ言いながら2位のボッタスに18秒の差をつけての勝利。凄いです。ルクレールもギリギリまでボッタスを追いかけましたが、コンマ9秒足りず。フェルスタッペンは4位が定位置になってきてますが(笑)、ガスリーはどうも上手くいかないですね・・・。母国GPでヘルメットもカスタムしたのにね(▼)。ちなみに上のリザルトでは11位ですが、レース後のリカルドのペナルティで繰り上がり1ポイントゲットのガスリー君です。

もう一人のフレンチドライバー、グロージャンもカスタムメットで参戦したものの、予選では水漏れで蒸されたりしながら、最後はリタイアでレースを終わってました。残念!

今年ここまでの8レースを見てきて思うのは、タイヤチョイスの影響力のデカさですね。ピレリが意図的にそういうふう(レースを単調にさせないため)にタイヤを作っているという話もありますが、それにしても素性が掴みにくい、読みにくいタイヤなんだろうなと思います。ベストなシチュエーションの幅がタイト過ぎるのかな。特にミディアムとハードの使い分けって半分"運"みたいなとこもありそうなくらい、各チーム使いどころを悩んでいる気がしますね。

これからヨーロッパとはいえ、気温もあがり、ますますタイヤマネジメントが重要になってくる季節であります。タイヤを制すもの、グランプリを制す。そんな1年になりそうですな。

次戦はなんと来週! レッドブルのお膝元、オーストリアGP。ホンダ、ちょびっとでもいいからパワーアップしてきてくれー!

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