哀れパンドン、トレギアさんに細切れにされるの巻。いやぁ・・・回を追うごとに非道さに磨きがかかっておりますなあ・・・。なんか、ここまで徹底的にイヤラしくされてしまうと、いったいどんな恨みつらみがあるのか気になって仕方がないですが、最終回、フタを開けたらトレギアも悲しいヤツだった、とかそういうの辞めてください。お願いします。いっそ、こいつはこのまま恨んで終わりたい。と思っている視聴者は多いのではないでしょうか。
■1日だけの後輩、田崎君。
束の間、工藤君の後輩となった田崎君。ゼットン襲来で母親ともども絶対絶命の時に、霧崎さんに救われて、CQでゴース星人を見つけ出す手伝いをさせられただけでなく、宇宙人への妬みをいいように利用されちゃいます。ゴース星人の説得に、すんでのところでタイガに倒される寸前のパンドンを救うのですが、トレギアさんのせいで前述のような結末に・・・。つらい。
田崎君を演じた東将司くん。もともとは工藤君役のオーディションに参加した人のようですが、もう21話も見てきた目には「やっぱり工藤君は井上くんで間違いなし!」とか思ってしまいますね(;'∀') それにいろんな意味で凄みを増してきている霧崎さんにやや飲まれ気味か・・・。いい演技してたので、ますます頑張って欲しいものです。
■悪い奴らの善人化
まあ、そりゃ同じ種族でも個体差はあるんでしょうが、あの頃、極め付けにワルかった連中が、しおらしく優しくなってたりするのはどうにも違和感が拭えないオッサンです。ここ最近のシリーズの傾向かもしれませんが、どうもねぇ(;´・ω・)
ゴース星人とパンドンいえば、世界中を恐怖のズンドコに陥れて、疲労蓄積してたウルトラセブンを無慈悲に徹底的に痛めつけて、地球から去ることを余儀なくさせたあの凶悪コンビじゃないですか。それが、どこをどう間違ったのか、ひょっとこのお面被ってサンドイッチマンしてるゴース星人に、それを母親のように慕っているパンドンとか、面白いけど、ちょっと無いわぁ・・・。
このシーンとか悪い冗談にしか見えないって(笑)
個体は違うとしても「ピロピロ」しか喋れなくて、他人の体を借りて喋るとこなんかは、あの頃のままなんだなーと(あの時はアマギ隊員がイタコになってました)。
憑依されたホマレ先輩。先輩はこのところ色んな体験し過ぎだ。
■地球のエーテルに呼び寄せられるもの
霧崎さんの目的は、ゴース星人の円盤に搭載されていたドリルミサイル。円盤もミサイルもあの時のままでございますな。このへんのこだわりは好きだ。そしてお茶目に小首をかしげる霧崎さん。
地底にミサイルを撃ち込んで、地球内部のエーテルを爆散させ、宇宙の彼方から何かを呼び寄せようとしてたんですね。それがあの、ピリカの頭の中に見えたイメージに出てくる火の玉。
これなんだろうなぁ・・・。タロウの最終回はバルキー星人だったんだけど、まさか、今更、ギャグ落ちしたバルキー星人がラスボスなわけはなかろうし・・・。ボイスドラマに出てきた流れでジュダとかやってくるのかと思うけど、これもこないだ『ウルトラファイトビクトリー』で倒されちゃったっぽいし、となるとまさかのベリアル落ち? いや、詳細しらないけどウルトラダークキラーとかいう人だったりする? なんにせよトレギアさんを闇落ちさせた元凶には違い無い気がする。
そして、このカウントダウン、というか座標みたいなのなんなの?
ってな感じでクライマックスに向けて謎深まるタイガなのでありました。
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