たたみかけるトレギア道。

ホマレ先輩衝撃の狙撃事件を受けて、E.G.I.S.にこっそり辞表を出して、ひとり(いや正確には4人か)でトレギアの行方を追う工藤君。他のメンバーがトレギアのターゲットにされるのを回避するための苦渋の決断でしたが、トレギアは既に次の手を打つべく、雷撃獣神ゴロサンダーを召喚し、彼らに差し向ける手はずを整えておりました。徹底的だな、トレギアさん。


■カナ社長、キレる

何か理由があるはずだと、工藤君を探し出すカナ社長。工藤君の偽りの退職理由なぞ、あっさりと見抜かれ「あなたは一人じゃない」といつぞやと同じように説教するカナ。一人じゃないからこそ彼女たちが狙われてしまうという工藤君の葛藤にも、おそらく気付いているんでしょう。工藤君は「たとえ自分が犠牲になっても誰かを救えるならいい」と言い切るカナ社長に、戦う理由、守る理由を今度こそ教えられたような気がしますね。

その上司と部下の本音のぶつかりあいシーンに水を差すように登場するゴロサンダー。どことなく愛嬌を感じさせるデザインは、まさにタロウの時代に栄華を極めたコミカル路線。なのにカナ社長を指さして「女ぁ~気に入った!」とか、町屋の娘を手籠めにかけようとする悪代官みたいなセリフ(笑)

あっという間にカナ社長を自らのヘソに閉じ込めると、巨大化するゴロサンダー。デザイン的に予想はしていましたが、相撲の土俵入り風デモンストレーション。BGM付き。

これもまたデジャヴ(笑) ウルトラマン界隈にはわりと相撲はメジャーなのか。なんにせよ両国国技館からお届けしています的な雰囲気の中で戦闘がスタート。

今回のタイガ登場シーンは、土煙の中から現れる新しいスタイルでしたね。制作側もいろいろチャレンジしている感があります。この前見たDCの『アクアマン』の中で、敵のブラックマンタが着地するシーンを見て、「おお、これは円谷じゃないか」と思ってしまいましたが、そもそもこの演出の元祖は何なんでしょうか? 円谷以前に存在してるんでしょうか? 誰か知ってたら教えて。


■取れるヘソに、潰れる怪獣

姿を見た者には必ず死が訪れると言われる厄災の神であり、戦いが生きがいだと、タイガたちにもその存在を恐れられていたゴロサンダー。実際にタイガはもちろんのこと、タイタスも苦戦するほどのパワーファイターでした。ヘソの中にカナ社長が囚われているがために本領発揮できず、防戦一方だった工藤君たちでしたが、意識を取り戻したカナ社長の声に奮起し、トライストリウムで反撃を開始。ヘソを一刀両断しカナ社長を救ってみせました。

ヘソじゃなくてヘソカバーやったんですな(;´Д`A ``` 切られた後に可愛らしいヘソが飛び出してきておりました。

最後はタイタスの必殺技で、ゴロサンダーの雷撃をも巻き取って強化させたタイタスバーニングハンマーでぺっちゃんこになるという、いかもな末路。タロウに出演した怪獣をオマージュするなら、そこまでしないとね!


■今度は、ピリカちゃんかよ!

戦い終わってカナ社長のもとに駆け付け、徐に抱きしめてしまう工藤君。ちょっとドキドキするわー。でもこれは母子の抱擁的なもんなんだろうなあ。最近、荒み気味だった工藤君、少しはココロのささくれが抜け落ちたんじゃないかしら。カナ社長、いい上司だ。

あー、良かった良かった、なんて思っている間もなく場面はE.G.I.S.事務所でお留守番中のピリカに。なにやら嫌な予感。サンドバッグがゆらゆらとか心霊現象かよ。そして背後に忍び寄るは・・・もちろん霧崎さん。2度目の事務所来訪でございます(;'∀')

そして壁ドンからの眼鏡外しの、顎クイの鼻の頭こすりつけ・・・ひいいい。寄るな、ピリカちゃんに近寄るんじゃない! なんかトーン落とした色合いが相まって超エロいんですけど・・・(;´・ω・)

それにしても霧崎が彼女の意識の中に見た、彗星のようなイメージはなんだったんでしょう? これを見たことで霧崎は計画を変更したみたいですが・・・。まさかピリカちゃんも宇宙人で、彼女を狙ってなのか、取り戻すためなのか、何かが地球にやってくるんですか? 謎を秘め迫りくる侵略者ですか?? 次週はアリブンタ登場回のようですが(アリブンタはだいぶ飽きてきたw)、おそらくピリカちゃんネタは次々回以降に繋がる感じ?


こうなる直前「やっぱ眼鏡のピリカちゃん最高」とか呑気に思ってたのに。

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