皆さまは、国産プラモメーカー複数社が同一規格でリリースしている<ウォーターライン>シリーズという艦船模型の世界をご存知でしょうか? スケールを1/700サイズに統一し、太平洋戦争・大東亜戦争の時代から、自衛隊が配備する現用艦まで幅広くラインナップされておるのです。
リリースしているのは、静岡模型教材協同組合に所属しているタミヤ、アオシマ、ハセガワの3社。もともとはフジミ模型もお仲間だったようですが、組合脱退に伴い、独自に<シーウェイモデル>シリーズという名称で、同スケールのキットを販売しておられる模様。ネット検索すると、ピットロードも<スカイウェーブ>と銘打ったシリーズを展開されてるみたいですね。1971年のシリーズスタートと言いますから、かれこれ50年近い歴史のあるシリーズです。なんでも当時は艦船模型は統一規格的なものが無かったらしく、このシリーズの影響で現在は1/700が国際的な統一規格になってるんだとか。
50年とはいっても、途中何度かの休止期間もあったようで、それほど多くのキットが出ているわけでも無さそうです(でもたぶん350近いラインアップはあるっぽい)。初期のキットは、結構ディティールを甘く作ってたみたいなので、最近のと比べると結構見栄えが違うようです。10代の頃に一度ハマって(安かったのもあり)作り倒したことがありますが(とはいっても安い巡洋艦とか駆逐艦とかばっかだったけど)、あの頃あんだけ数作れたのは、パーツ数も少なくて単純だったせいなのかもしれません。
そして先日、とあるきっかけで買ったアオシマの「しらぬい」を作り始めようとしたのですが、パーツ数の多さとその細かさに悶絶しています。
▲買ったのはこれ。瀬取り船とP-1哨戒機、ミサイルのオマケに魅かれてしまった・・・。
まあ、手先は震えるわ、パーツが細かすぎて眼精疲労に陥るわ・・・で、これは50過ぎたオッサンが作るのには相当な精神力が必要なことが分かりました。最近、この分野で有名なR工廠さんという方の作品を拝見したんですが・・・絶句です。▼こちらのサイト見てくださいよ
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