雨のモンツァ。

実際のところ、これを書いているのは9月15日。もうレースが終わって1週間経ってしまっております。いやー、先週はいろいろ仕事が立て込んで、帰ればグッタリでキーボードに向かう気力もなかった。三連休でようやくのんびり出来るので、ボチボチと思い出しながらイタリアGP振り返っておこうと思います。まずは初日、金曜日のあれやこれや。


■90回目のイタリアGP

なんだそうですよ。戦後の世界選手権となってからは69回目だそうですが、戦前の開催も含めると90回目。フェラーリも90周年。そんなわけで、いつにも増してお祭りムードのモンツァで、各ドライバーもスペシャルヘルメットの花盛り。一体何人が特別カラーリングにしていたか知りませんが、写真右上は大ファンだというロッシカラーのノリス。左下のルクレールは頭頂部のモナコ国旗カラー部分が、今回はイタリア国旗になって"MONZA"の金文字があしらわれておりました。

ベッテルは口元にイタリア国旗、ジョビナッツィは全面がイタリアンカラーになって口元にモンツァのコースがデザインされてましたね。クビアトは後頭部まで真っ赤なカラーになってました。

一方、車そのもののカラーリングを変更したのはアルファロメオくらい?(写真左上) ガスリーの車はヘイロー部分に"Always With Me #AH19"と、ユベールへの追悼メッセージがプリントされるようになりました。ルクレールも引き続きメットの口元と、ステアリングの裏に"RIP TONIO"の文字をくっつけてますね。

話は脱線しますけど、こちらが今年の全ドライバーの基本カラーリング。個人的にはヒュルケンベルグの"HULK"カラーがお気に入り。マグヌッセンの"K"と稲妻デザインも好きだし、ラッセルのMARTINIカラーのデザインも好き。あ、そうそう。ルクレールの頭のてっぺんのライオン柄もいいですよね。

▲『RACE FANS.NET』より


■滑る、滑るで赤旗頻発

雨の量はそれほどでも無いように見えたのですが、P1ではかなりの車が滑っておりました。フェルスタッペンいわく「インターミディエートが固いんじゃない?」ということでしたが、ピレリに言わせると「そんなことはない。みんなウィング寝かせ過ぎだ!」だそうで(笑) まあ、確かにモンツァセッティングだから、そうなってはいるだろうけども・・・。

面白かったのはコースアウトしたライコネンの、マシン回収までの様子。「お前ら、ちゃんとマシン運べよ」とばかりに、トラックの助手席に乗ってからも、振り向いて荷台に積まれる様子を心配そうに監視?してるみたいで、なんか微笑ましかったですなw

ライコネンがぶつかったあたりのウォールに、"WHEN YOU DRIVE NEVER DRINK"とハイネケンのキャンペーンフレーズが書かれていて、まあ日本語で言うところの"乗るなら飲むな"ってヤツですが、ここにぶつかったライコネンという図式が、解説陣にもジワジワきてた模様(笑)

まあ、もちろん飲んでないでしょうけど。

こんなTシャツ着ているライコネンファンもいました(笑) シャレが効いてる! これ、欲しい! 実際のセリフは「Leave me alone, I know what I'm doing(放っといてくれ。自分のやってることは分かってるから)」なんだけど、微妙に語尾変わってるのは版権に留意したのかな?(笑)

ここ(https://www.teepublic.com/)で買えるっぽいですが、リンクが上手く貼れません。

すんげーカラーバリエーションありますw ステッカーも。

ちなみに2013年にライコネン本人が手掛けたのはこちらの商品。パーカーのほうには「Yes yes yes, I'm doing all the time you don't have to remind every second(はい、はい、はい。いつだってやってっから。ひっきりなしに教えてくれなくていいって)」と書かれていますw


■フェラーリ好調!

FP2でも雨は降ったり止んだりのお天気。スタンドは賑やかな感じですが、イタリアの明るい陽射しには程遠い中でのセッション。まあ、特に記すこともなかったので、キャプった画像を適当にアップしていきましょうかね。

マクラーレンのピットには、スタッフルックで決めたアロンソが。イタリアではやっぱ愛想振りまいておかないといけないですからね(笑) ハートマークとか、柄にもない気がしますが、最近のアロンソってこういうキャラなの?

愛しのクレア姐さん。今日はちょっと憂鬱な感じ? 頑張るお母さん、ステキです!

結局、初日はFP1、FP2ともにルクレールがトップタイム。フェラーリお膝元でマシンの仕上がりもいいのか、終始ご機嫌な様子でファンサービスも頻繁だったルクレール。ユベールのこともあってメンタルダメージはあるのだろうけど、彼のこの笑顔に励まされた人は多いでしょう。



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