さて、1日空けてのFP3の時間がやってまいりました。
メルセデスはこの日から、ヘイローがニキ追悼バージョンのレッドペイントになっております。こういうのホント粋だなーと思います。カメラに映る部分には「Niki we miss you」の文字が。「ニキ、僕たちは寂しいよ」といった感じでしょうか。そういえばガレージのヘッドフォンラックにも、誰かが赤いキャップを下げていましたね。
フェラーリ以上にメルセデスは、ラウダに世話になったという印象が強いのかもしれませんね。中でもハミルトンは特に。記者会見欠席したことを、1985年までマクラーレンで走っていたジョン・ワトソンに非難されてましたが、受け止め方は人それぞれなので、個人的には他人がどうのこうの言うのはどうかなと思いますな。
さて、初日よりも気温も路面温度もアップしたモナコ。1時間のセッション中、大きなインシデントはありませんでしたが、今ひとつ調子の出ないヴェッテルが、サン・デボーテでやらかしちゃいましたよ(▼)。ちょっと最近では珍しいんじゃないの?
直前に何台かに譲ってペースを落とした影響もあるのかもしれませんが、オーバースピード気味に突っ込んで、微妙な角度でウォールに突進。避けられない角度ではなかったように見えますが、どうしちゃったんだろうな・・・大丈夫かな。結局、開始後15分ほどでFP3を棒に振ってしまったヴェッテルは14番手でセッションを終了(;'∀')
▼メカニックもドライバーを噛みたくなる気分でしょう。
▼残るルクレールも、ヴェッテルのアクシデントで入ったVSCの際に、どうもスピードを落とさなかったか何かで審議にかけられてしまった模様。なんだかフェラーリついてない。
▼コースからいなくなったはずのヴェッテルのマシンは、何故かずっと右下のコースレイアウトマップ上に残り続けてました(笑)
さて、中団グループがなかなか面白いことになっているので、早速リザルト見ていきましょう。
▼まずは上位10名。審議結果がどう影響するか分かりませんが、地元ルクレール、昨日の低調をひっくりかえして1番手タイム。しかしハミルトンが昨日、1:11.118を出しているので、それには及ばず。メルセデスの2台を挟んでレッドブルの2人。フェルスタッペンはFP2は、デブリをラジエターに飲み込んじゃったせいで不調だったようで、今日は本来の速さを取り戻してきています。ガスリーも頑張ってます。リアのスライドに苦戦しつつの4番手タイム。
面白いのがここから。まずはアルファロメオの2台が! エンジン換装の効果なのか。ジョビナッツイの6番手は素晴らしい。そして壁好き男クビアトも、ガードレールこすりながらの7番手!アルボンも10番手に食いついています。
▼そして11番手、12番手につけているルノーの2台にも注目。FP2で1:12.872を出していたヒュルケンはんも、タイムを縮めて1:12.489、1:12.888だったダニエルも1:12.519としてきています。なんでもスペインGPまではコンロッドの不調があって、エンジンパワーを制限していたらしく、今回はその制限解除の効果なんでしょうか? リカルドにはもうちょっと頑張って欲しいですね。
さて、いよいよ予選です。昨年度のPPタイムがリカルドの1:10.810。DAZNのPPタイム予想では、9秒台とか8秒台とか言うてる人もいるんですが、確かにこれまでのサーキットだと、前年記録から2秒くらい早いタイムが出てるんだけど、モナコはちょっとそう簡単にいかない気が・・・。僕の予想は10秒台前半。1:10.200くらいかな、と。
▼地元はルクレールの応援横断幕もチラホラ。
上位陣の顔ぶれはいつも通りでしょうが、なんとか、不敵なメルセデスを出し抜いて、ルクレールにPP獲ってもらいたいもんです。
そして中団グループに新しいヒーローが誕生しそうな予感!
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