久々に日記めいたものを。
昨日の土曜日は、昼から田んぼの手植えをしてきました。車で片道35分の隣町へ。
過去最高記録更新的なチビっ子率で「うわー、今年は大人一人当たりの負荷高そう・・・(-_-;)」と思っていましたが、例年ほど陽射しもキツくなくて、思ったよりもスピーディに植えることができました。そんなに広い面積ではないですが、みんなで手分けをして植えた田んぼを見ると達成感を感じます。最近は仕事で明快に達成感を感じることも少ないので、単純に嬉しいですね。
みんなで1つ1つ差し込んだ苗は、農家の皆さんがあらかじめ引いてくれていた目印(代かきして平らにならした泥の上に"型付け"という農具で格子状に線を引きます)に従って植えているはずなのに、なんだかんだで不揃いでガタガタしてるけど、それがまたいい(笑)
チビっ子たちは田植えそっちのけでカエルハンティングに夢中でした。大きなプラスチック水槽の中に20匹ほどのトノサマガエル。掌サイズの大物とか、久しぶりに見たかも。
この<田植え体験>。もともとは、都市在住者との交流事業ということで地区の振興協議会で企画して始めたもので、今年で4年目になります。田植えと稲刈り、それぞれのタイミングで開催され、1回の参加費は2,500円(駅への送り迎え、お昼のお弁当、田靴貸し出し、夜の懇親会費用込み)で、1回参加すると5kgの新米がおうちに届きます! 田植えも稲刈りも参加すると10㎏です。
手のかかる稲作のほんの少しの部分だけですが、自分で関わったお米は美味さが倍増です。白いご飯をかっこみながら「また来年も行こう!」と思うわけです。
しかしながら、4年もやっていると、やはり当初のように人は集まらなくなり、主催する側もちょっとテンションが下がってしまいます。まあ、この地区の場合は田植えの後の懇親会(というか酒宴)が本番みたいなとこもあって、他所から来た参加者を囲んで、地元のおっちゃんおばちゃんたちが20人くらい集まって嬉しそうにお喋りしてるので、どちらかというとテンション高めではありますが、それでも「もうちょっとなんとかせないかんなぁ」てなことを話しておりました。
もちろん一番大事なことは続けていくこと、ですが、続けていくために知恵をめぐらすことはそれ以上に大事です。あの不揃いの苗を思い浮かべるたびに、出来るだけ長く続いていくように僕も知恵を絞るつもりです。だって、こういうシーンを、地域のじいちゃんばあちゃんたちにずっと見せてあげたいじゃないですか。ね?
で、結局、今年は後泊する人がいなくて、いつものゲストハウスに1人で宿泊。オーナーと日が変わる前まで、いろいろ話をして、シーンとなった宿で、久々にぐっすりと眠ることができました。
▼ちょっと前の画像ですが、ゲストハウスの目の前はこんな景色。今の時期は遅くまでカエルがゲコゲコ鳴いて、水田を風が吹き渡って、星がそよそよ瞬きます。「なんか良さそう♪」と思った方、詳しい場所とか知りたい方はご連絡ください(笑) 1泊素泊まり2,000円です。
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