こどもの日だったね。

史上最大の10連GW休も明日を残すのみ。結局、やろうと思っていたことは殆ど出来ず、誰かとの約束事以外はなにも手につかず、予定外の家族の付き合いに費やされてしまった感じです(;´Д`) まあ、計画的に動くというのが本当に苦手になってしまった。明後日からのフツーの日々に向けて、ライフサイクルをリセットしなければ・・・。

気が付けば今日は5月5日、こどもの日じゃありませんか。子供もいないどころか、いまだガキのままの自分に手を焼いている僕ですが、日本中の子供たちにとってはハッピーな一日になっていることを願います。このところ、仕事柄「子供にとって幸せってなんだろう」的なことを考えることが多いです。

虐待されているかもしれない493人の子供たち。

先月26日、厚労省と文科省の合同プロジェクトチームが、学校を長期欠席中の18万7,462人の児童生徒を対象に行った2度に渡る緊急安全点検調査で、その内「虐待の恐れあり」と判断された子供たちの数は493人もいるそうです(゚д゚)! しかもこのうち172人は面会した上での判断ですが、残りは面会すらできなかったとか。

この数字の正確性はともかく、親を選べない子供たちが、いわれもなく虐待されてしまう世界なんて許されるべきではないですよね・・・。幼少期の子育ってって、その子の人生に大きな影響を及ぼすことは間違いなくて、学校の近くで仕事をしているとそれを痛感します。

未来の子供たちのために今、大人が頑張ろう。

そういう意味で小学校という場所は(全てとは言えませんが)、子供たちをちゃんと子供として、そして人として、とても良く見守ってくれている気がします。あの6年間は凄く大切な時間なんだな、と大人になって感じます。ただ残念ながら、中・高と進むにつれて「学問を学ぶための場所」の色が濃くなっていくと、せっかく小学校で育まれてきたその子の感性や個性を発揮する機会が急激に制限されていきますよね。学問を学ぶ場所といっても、普通高校などは"大学進学のための学問"を実施するだけでいっぱいいっぱい。テストのために覚える授業がメインにならざるを得ないのが現状です。

こうした状況が今、少しづつ変わってきているのを、教育の現場にいると感じています。僕が住む島根は早くから、県をあげてその問題に取り組んできたせいかもしれません。それでも過去の教育スタイルという壁は厚く高く、壁に穴を開けるだけでも数年かかるだろうなぁと思います。時に無力感も感じます。でも、それでも頑張って壁に挑む人たちがいるのも事実。10年後になるかもしれないし20年後になるかもしれない。それでもその時代の子供たちが幸せな未来をつかめるようにするために、僕たち大人が出来ることをしたいなと心新たにする「子供の日」であります。


韓国のブランコ。

さて、ガラッと話は変わりますが、同じアジアの中国や韓国にも当然ながら端午の節句がありまして、ちまきを食べる風習なんかは中国の故事に発端があるそうですし、韓国では江陵で開かれる「江陵端午祭」がユネスコの無形遺産に登録されたりしてます(これについては、日本でもお馴染みの"起源"論争で中国がメッチャ怒ってますがw)。

さらに端午の節句は日中韓どこでも、もともと菖蒲の季節を象徴するもので、女性が主役の行事だったものが、(日本では江戸時代頃から)「菖蒲、すなわち尚武じゃ!」ということで男性向けの行事に変わっていったという歴史があるようですね。

実際に、韓国では今でも旧暦の5月5日に「단오(タノ)」という、女性が「그네(クネ)」というブランコを漕ぐ「그네뛰기(クネティギ)」という風習があるそうで、ネットで調べると面白い写真が出てきます。ハイジみたいです(笑)

韓国Wikiに載ってる昔の絵(『端午風情』신윤복(シン・ユンボク)作)とか見ると・・・やっぱりこの時代の韓国女子はオッ〇イ丸出しなんだなぁ・・・と無駄に関心してしまったり。

おお、こっそり覗く悪ガキもいるじゃないか(笑) そもそもなんでブランコなの?と調べると、この日、男子たちは「씨름(シルム)」、いわゆる相撲をとって勝負(尚武)するらしく、それに対し女子たちは村の大木にブランコを作り、韓服姿でそれを漕いで、どこまで高く漕げるかを競い合うのだそうな。冷静に考えると女子のほうが危険な競技になっているような・・・(;'∀')

韓国のブランコで思い出すのは、イ・ヒョリ姐さんのこの曲。

その名も『그네(クネ)』というタイトルの曲で、2010年4月にリリースされた彼女の4枚目アルバム『h.logic』に収録されていた曲ですが、この曲を含む6曲について盗作疑惑が発覚し、作曲者自身もそれを認めたため、彼女はアルバム活動を中断するはめになりました。14曲入っているアルバムとはいえ、その中の6曲が盗作となれば、致し方ないですね・・・。

当初、作曲者は「6曲ともに2008年に作曲したもので、当時レコーディングしたデモテープが流出したのだ」と証拠まで示して主張しましたが、結局はその証拠も捏造されたものだと判明し、原作者からも盗作の指摘をされてしまいました(;´Д`) 

でも『그네』に関して言えば「めちゃくちゃ韓国っぽくてなんなら歌謡曲臭いんだけど、これも洋楽からのパクリなの?」とかえって驚いちゃうメロディーなんですけども。

2006年にもブリトニーの曲をパクった疑惑で、活動中止したヒョリ姐さん。自分で作曲したわけではないので可哀想っちゃ可哀想ですが、2回目ともなると脇が甘いのかしら。

どうでもいいけど、ピエロは怖い。子供の日にこんなの見せたらトラウマになるわ。

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